野良飼いだった!でも猫を家族の一員としてお世話して気持ちが通じ合った

年齢:52歳

性別:女性

店の前にお腹を空かしている猫がいました

 

自宅が食事を提供する商売をしており、

猫が飼える環境ではなかったのですが、

 

いつしか黒猫が店のまわりをうろうろするようになりました。

 

何か餌をもらうまでは帰らないので、

お客様の食べ残しの麺類や、

 

おでんの残りをあげるようになりました。

 

日中はどこでうろうろしているのかわかりませんが、

お腹がすくと、店の前に来てみゃーみゃ鳴くのです。

 

お客さんも、猫が来てますよ。と教えてくれるようになりました。

 

黒猫だったので、クロと名前をいつしかついていました。

 

近寄ってなでてやろうかと思っても、

人間を警戒して間合いをとって離れていく猫でした。

 

冬のある日、クロが寒いだろうと、

母が外に段ボールに布団を入れて置いてやりました。

 

クロは段ボールで眠るようになりました。

みんなが相手をするようになり自分から行くように

 

クロは相変わらず人間を警戒しているようでした。

 

しかし、徐々に人間に慣れてきたようです。

 

飼い主はほったらかしでも、

お客さんや業者の人もクロの相手をしてくれるようになりました。

 

そのうち母がキャットフードを買ってきました。

 

クロはキャットフードがかなり気に入ったようで、

お腹がすいたらキャットフードをせがむようになりました。

 

次第にクロも図々しくなり、お腹がすいたら、

お店まで入ってきてキャットフードを自分で、

落として開けようとするまでになりました。

 

さすがに、商売をしているので、

店の中にクロが入ってきたときは怒りましたが、

それでも、何度か店に入ろうとしてきました。

 

そんな時は、すぐに餌をあげて、

クロのお腹を満タンにしてあげました。

お店をやっているので家で飼う事が出来ず悩む

 

普通猫を飼うのは家の中で飼うため、排泄のお世話がいるでしょう。

 

でも、クロは野良飼いだったので、排泄の世話もなく、

どこでしていたのかもわからず、

昼間はどこをうろうろしているのもわからない状態でした。

 

野良飼いでも、お店に入ってこられた時は、

さすがにお客様の視線が気になりました。

 

下町の小さなラーメン屋さんでしたが、

やはり動物は衛生的に良くありません。

 

自宅に入れることもしてやれなかったですが、

餌を求めて毎日やってくるクロが可愛かったし、

 

人間に慣れていない事を考えると、苦労したのか、

虐待されたのかと気にもなりました。

 

温かい家で飼ってやれない後ろめたさはありましたが、

我が家になついたクロを保健所に連絡する案は出てきませんでした。

苦労はしませんでしたが…夜中に見るとビビりました

 

野良飼いなので、特に大変だったり苦労したことはありませんが、

よく驚かされたことがあります。

 

店の別玄関から出勤していたのですが、

ドアを開けたらクロが段ボールで、

丸くなって寝ているのを見て、何度もびっくりしました。

 

夜勤もしていたので、深夜仕事に行ったり帰ってきたりしたとき、

真っ暗な玄関の前で、クロが動いただけでも、

絶叫するくらいの気味悪さでした。

 

いると分かっていても、ぼうっとしていると、

クロが動くだけでも一気に目が覚めていました。

 

そんなクロが、食欲がずんずん減っていき、

元気がなくなってきていました。

 

家族も、柔らかい食事を用意したり、

クロの好きな食事を与えましたが、もう寿命も近かったのか、

 

カロリーの高いものを食べすぎたのか、

日に日に元気がなくなり、そのままどこかへいなくなりました。

父が見つけてくれてクロの最期を見ることができた

 

クロの事が気になりつつ、日常が過ぎていきました。

 

最近クロどこか行ったなあ。と家族でも話をしていました。

 

猫は、自宅を離れて死ぬ習性があるときくので、

どこかで亡くなったのかと気になっていました。

 

クロの事を忘れかけたころ、庭の掃除をして、

ごみをコメ袋に入れようと開けた時、びっくりしました。

 

コメ袋の中にはクロが死んでいました。

父が丁度出かけていて、私も軽くパニックになりました。

 

父が帰ってきたとき、

コメ袋の猫ってクロ?どこで死んでたん?と聞くと、

庭先の駐車場で死んどった・・・

 

猫は飼い主以外の場所で死ぬのでは・・・と思いましたが、

クロの最期を見られました。

 

父は川岸に埋めてやると言っていました。クロの最期でした。

一緒にいる時間は短かったですが家族のようでした

 

野良飼いでも、クロは可愛かったし、

ちょっと迷惑な家族のようにも思いましたが、

 

クロは間違いなく私たちの家族でした。

 

いつしかクロも人に慣れ、人間を怖がらなくなっていました。

 

猫はマイペースですが、

きっと飼い主の気持ちが伝わる動物だと私は信じています。

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